俺の音楽〜ハナウタ特集〜
こんにちは。町中が春の雰囲気に包まれて、常に上機嫌なナスビ丸です。本州では真夏日になっている地域も多くあるようですので、季節の変わり目、体調には十分ご自愛くださいませ。
「花」と聞くとどんなことをイメージするでしょうか。季節の訪れや、美しい風景、心地よい香り、などなど。良い感じのこと考えるといくらでも出てきますよね。人の心を安らげる効果もあるようで、贈り物やインテリアとしても多用されてます。
そんなこんなありまして、昨日夕飯の洗い物をしている最中に、気まぐれに花がテーマの歌を口ずさんでいたのですが、これがまたとてつもなく多いんですね。びっくり。どんどん出てくるのでこれりゃ良いや!って感じで記事書いてます。
きっと今あなたも花の曲ってあったっけ?なんて考えていることでしょう。ということで今日はナスビ丸が厳選した花がテーマの歌を紹介していきます。思い浮かべた曲が同じであれば嬉しいです。
花束を君に-宇多田ヒカル
まずはこちら、宇多田ヒカルの『花束を君に』。朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌でより広い層に届いた曲です。柔らかい曲調と優しい歌詞がどこか歌謡曲のような雰囲気をもつこの曲。ジャジーな転調なども含めながら、宇多田ヒカルでしか成せない楽曲になっています。宇多田ヒカルの曲って、人に歌わす気ゼロというか、彼女の曲としてしか成立しないですよね。良くも悪くも細かな色が非常に多い印象です。にも関わらず昨日最初に口ずさんだのはなぜかこの曲でした。いい歌ですから、歌いたくなっちゃいますよね〜。
Dandelion-RIP SLYME
続いてはRIP SLYMEの『Dandelion』たんぽぽのことですね。フワッと宙に舞うたんぽぽの綿毛のように行くあてのない心を表しているのです。”太陽の下では誰もがみんな花のように自由さ”と歌い散らす心地の良いサビと、4人の軽快なラップに包まれると、決して行くあてがないことが悪いわけではないのだと気付かされます。PVでは宮崎あおいが娘役として出演しています。父親と喧嘩した後に濁った心で街を歩くうちに人々の優しさに触れ、徐々に笑顔になっていくというハートフルなショートストーリーが描かれています。こちらもぜひご視聴ください。
電照菊-かりゆし58
『電照菊』とは、菊の栽培法の一つで、広大な農地で夜間に裸電球で照らすその景色はイルミネーションとして観光としても人気が出ています。かりゆし58が描くこの曲のストーリーは、電照菊を見ると沖縄から本州に飛び立った「あなた」への想いと別れが綴られている切ない歌。しかしあえて明るい曲調にしているのは、夢を実現させるために遠くへ離れる「あなた」を応援する気持ちが溢れているのです。伸びやかでメロディアスなギターソロに持っていかれてください。男性の方、カラオケで歌いやすいのでオススメです。
WANIMA-りんどう
WANIMA「りんどう」OFFICIAL MUSIC VIDEO
WANIMAって売れてもなお目線が変わらず当初のまま走り続けているバンドだと思うのです。もう追いつけないほどの速さなはずなのに、いつでも私に優しく振り向いてくれるのです。そんなWANIMAの中でも珠玉のバラード『りんどう』は、彼らの故郷熊本県の県下。ルーツと今の位置を確かめるように、自分自身の背中に歌うようでもあり、いつも彼らを追っている人たちに向けて歌っているような感覚に囚われます。
一つだけ あともう少しだけ
弱いままで強くなれ
この歌詞が最強。りんどうの花に歌っているようで、自分に向けているメッセージですね。相反するように見えていつも隣り合わせな弱さと強さを重ねて、弱ければ強くなれないことなんてないと勇気をくれる歌詞です。
オハナレゲエ-ohana
ハナレグミ・So many tears - オハナレゲエ 【ライブCD『どこまでいくの実況録音145分』より】
オオヤユウスケ(Polaris)、原田郁子(クラムボン)永積タカシ(ハナレグミ)の3人の頭文字をとったスペシャルユニット”ohana”の名曲。こちらはハナレグミのLIVEでの映像です。曲名の通り完全にレゲエの曲です。ピースな歌詞と裏打ちのコードにパーカッションが特徴ですね。その中に彼らそれぞれのルーツであるロックの要素も継ぎ足して、その味は深みをまして届けられました。音楽を愛している彼らだからこそ実現している曲です。ちなみに曲の中に花のことは一切触れられていません。私が単純に好きな歌だから入れました。オハナレゲエ。お花レゲエ。ohana reggae。お離れ芸。
世界に一つだけの花-SMAP
花の歌といえばもうこの曲ですよね。世代を超えて多くの人から愛され続けている普及の名曲です。この曲が流れたら大体の人は口ずさみますからね。スターぞろいのSMAPが歌っているこのにも意味があるのだと思います。
No.1にならなくてもいい もともと特別なonly one
この歌詞が全てです。みんな違うのは当たり前で、それぞれの違いは個性なんだから、ただただ花のように直向きに一生懸命に生きていけば良いんだと、ストレートに言ってくれています。様々なことを経験してきたマッキーしか書けない、単純で一番響く歌だと思います。改めて聴いたらめちゃくちゃ名曲。
CHERRY BLOSSOM- 10-FEET
シメはこの曲、10-FEETの『CHERRY BLOSSOM』です。ライブでも必ずと言って良いほど演奏されるこの曲は、春に咲き、そして散り、次の季春になるとまた必ず咲く桜の花を人の命に例えています。人間も人生も、咲いては散っての繰り返しでここまで歩んでいるのです。止まない雨はない!というように、どれだけ深い悲しみや辛い出来事にも、いつか終わりは来るのです。そして切り替わった気持ちで明日からもまた生きていこう!という前向きな想いになる歌ですね。
おわりに
お花の曲はまだまだ無限にあります。きっと皆さんの中でももっとこの歌!っていうのあると思います。あくまでもナスビプレイリストとして聴いてくだせえ。ジャンルや古い新しいにとらわれないように広めに選曲してみました。とはいえ私の好きなジャンルに限られているとは思いますが、、、花のように小さくとも強く直向きに生きていきたいものです!またオススメの歌があれば教えていただけますとナスビ丸は喜びます。
それでは、また。
過去の音楽記事は↓から
24/100