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YouTubeの漫画形式の広告ってつい見ちゃう

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こんにちは。YouTubeのサジェストの精度が高く、気づけば1時間くらい動画を見ることがしばしばあるナスビ丸です。

 

YouTube、皆さんも使われているかと思います。

2020年4月の段階で、YouTubeの月間利用ユーザー数はなんと20億人(世界人口の約4分の1)、国内でも6200万人が利用しています。

 

そしてその広告費は、国内でも伸び続けており、今後もさらなる拡大が予想されています。

このYouTubeの広告ですが、ここ数年で増えているのは、動画の前に自動的に再生される『インストリーム』と呼ばれるものです。よく「あと5秒でスキップ」とか出てくるやつです。大抵の広告は動画を見る前に邪魔なのでスキップすることが多いですよね。

 

ですが、最近やけに増えたと思うんです、漫画形式で早口に展開を説明する系のYouTube広告。

展開はだいたい同じで、人生初の彼女ができました、とか下心くすぐる系がやたらと多く、後半にその商品の説明が入るというもの。

その大半が、5秒後にスキップできる仕組みになっているのですが、

なぜか見てしまう!

全然スキップしていいのに、なぜか最後までしっかり見てしまうのです。

これ、私だけなのかと思いきや、友人に聞いてみると、結構見てしまっているそうなのです。

 

そこで、なぜこんなに見てしまうのか、私的に理由を考えてみました。

 

5秒間の掴みが熱い

こういう系の広告って、時間さえ経てばスキップが簡単にできます。

そもそも必要としていないものであれば、すぐにスキップするはずですが、そのスキップするかどうかを決めるまでの掴みの時間が結構重要で、そこにキーワードを入れ込んでいるのです。

様々な広告を見てきて感じるのは、起承転結の転と結の部分を先に出していることが多く感じます。

要は、この商品を使うことで何が起こるのかを先に示して興味を引く、というわけです。

しかもそれが予想外の展開であればあるほど、興味は増幅するのです。

「オタクな俺に超絶美人の彼女ができた理由!」

とか言われたらどうしても見てしまいたくなるのが男の性というものです。

見てしまって悔しくなるところまでがワンセットですね。

進研ゼミと似てるテイストのストーリー

この展開、何かに似てるな〜と思って気づいたのです。

そう、進研ゼミの漫画とストーリーのテイストが同じなのです。

見たことありますよね、進研ゼミの漫画。

だいたいは、勉強ができず苦しんでいる子供が、急に成績伸びた友達の話を聞いて、進研ゼミの存在を知る。そして一度試しに、と親にせびってみるも、どうせ続かないからと断られ、それでも俺は勉強がしたいんだ!という強い意志をアピールしてなんとか親を説得。

そして始めた進研ゼミ、赤ペン先生の指摘が的確だったり、おもちゃの延長のような教材で遊び感覚で勉強ができたりして、成績が爆伸びします。最終的には女の子にもモテ出す始末。

全ての少年に刺さるストーリーです。

もうこれの大人バージョンで間違い無いでしょう。

 

太った男が彼女に浮気されて、ダイエットを決意するがなかなか痩せられ無い時に、デブ友達が激ヤセしてイケメンになっていることを目撃し、彼からアドバイスを受けると、魔法のようなサプリメントの存在が明らかになります。そして騙されたと思ってサプリを使い始めてみごに痩せることができ、急にモテ出す、みたいな感じ。

結局男はどこまでいっても男なのです。子供も大人も関係ありません。そこをくすぐられたら広告だとわかっていても見てしまうのです。ああ悔しきかな。


新しくなった「赤ペン先生」の指導を小学生が体験

 

展開が読めるがゆえに期待してしまう

そしてこのストーリーは、どんな商材でもほぼ同じ。

とことん落ちる出来事(腹筋バキバキのイケてる男に彼女寝取られる系)から、一念発起するも挫折、自分はもうダメだという時に出会ったこの商品のおかげで人生が変わりました、的なね。

わかってるんです。だいたい始めの5秒でどんな商材でどんな展開になるのかが予想がついているのにも関わらず、妙に耳に入ってくる早口の漫画を見てスッキリする結末を眺める。

結局私は、スッキリしたいんです。方法はなんであれ、胸糞な出来事を挽回するその姿をみることが好きなだけなのです。見慣れたストーリーでもいいんです。似ているものはあれど、一つとして同じ話はありません。そこが何よりも魅力なのです。

ああ、報われてよかった。。。

という安心感が欲しくて思わず見ているだけなのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

YouTubeの広告も、なかなか考えてますね。

私はこういう系にめっぽう弱く、出てくるたびに見てしまっては、元々見たかった動画が始まった時に「あ、俺はこれを見たかったのだ」となるだけなのです。

それはそれで悪くない。

ちなみに商品を買ったことはありません。

そこは一線引いて楽しみましょう。

 

それでは、また。

 

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