届きそうで届かない距離〜10-FEET 名曲集〜
こんばんは。夏ですね。昨日はそんな夏の熱さに浮かされて熱い熱い記事を書いてしまいました。今フェスでビールを飲みたい思いで溢れているナスビ丸です。
昨日は京都大作戦の記事を書きましたので、本日は主催のバンド10-FEETの名曲をご紹介いたします。といっても何曲も紹介していたらキリがありませんので、5曲厳選いたしました。
名曲ばかりですので、ぜひご視聴ください!!
goes on
一言でいうと疾走感。
夜の海を飛び続けて 誰なのかも忘れて
夜の空を飛び続けて 誰なのかも忘れて
最初のギターリフとこのワードだけでぶっ飛んでしまう熱い曲です。
自分が誰なのかも忘れてしまうくらいに熱い気持ちになってしまうとき、誰でもあると思うんです。
私の場合はこの曲で、ライブの一曲目とかに流れてきたらもうそれだけでその日はテンション爆上げですね〜。
後半に一気にドラムが上がってきて走り回ってくる感じ、絶頂モンです。
その向こうへ・RIVER
2曲続けでどうぞ、ということで。
まずは『その向こうへ』。
観客の上がり方を見ていただいただけでもどのような曲なのか察していただけると思います。
裏拍のAメロからの歪みを効かせたサビ前、そこから「その向こうへ」の声が響くサビへと流れていきます。
ライブでは定番で、毎回この曲で一気に会場のボルテージが上がっていく感じがします。言いたくなりますよね、「その向こうへ」って。
最後にまた最初のAメロに戻ってくるところもまたミソ。味が多い曲ですこと。
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2曲目の『RIVER』は10-FEETの代表曲といっても過言ではないまさに名曲。
ここでの川は涙を表しています。涙が流れるくらいに胸がいっぱいな気持ちが表現されてますね。
聴くだけで聴くだけで突き刺さる詩と
枯れるまで流れゆく河
ここでライブ会場の近くに流れる川の名前を歌うのはもうライブでは定番ですね。この動画ではこの日が七夕ということもあり”天の川”と歌ってます。粋でニクいですね。
助けてのその一言は僕の存在を否定するもの
そんな誓い とんだ勘違い 誰も独りで生きていけない
助け求めた 君に求めた そして自分にもまた求める
まだ戻れる また訪れる あのRIVER...
ラスサビ前にTAKUMAがダミ声で叫ぶこの歌詞が一番好き。
本当は助けて欲しいのに無理に強がって自分を守ろうとしているけれど、実はぜんぜん守れていなくて、だから手を差し伸べてくれる人をしっかりと頼って、生きていきたいっていうメッセージを感じます。誰も独りではないから、と優しく肩を抱いてくれる歌詞です。
京都大作戦ではDragon AshのKjが出てきてコラボすることもファンの間では有名な話、というよりもそのパフォーマンスを期待してるんですがね。
蜃気楼
10-FEET - 蜃気楼 LIVE VERSION(10-FEET野外ワンマンライブ2019 in 稲佐山)
この曲を聴くと自然と涙が溢れるのは私だけでしょうか?
私が17歳の時に出たアルバム『thread』で初めて聴いたこの曲。
あの当時はどうしようも言葉にできない気持ちで、歌詞も歌声もメロディーも編曲も、全てが温かみを持って心の中にじんわりと広がっていくような感覚になっていました。
しかしそれから歳を経た今もなお、この曲だけはいつでも私の側に寄り添ってくれるのです。
あの頃と全く変わらず、むしろあの頃よりも深く太く胸に響くような感覚になります。
悲しみは幸せの原石だけれど乗り越えなきゃただの石ころだ
って淋しそうなな顔で紅茶を残してまた出かけた
また"あなた"はそういって、"僕"を歩かせるような言葉を残していくのです。
この曲の中の"僕"は紛れもなく自分自身に置き換えられて、その分入ってくるようになります。
10-FEETが私の心の奥底に残してくれる言葉のひとつひとつに、今までもこれからも歩かせられていくのでしょう。
太陽4号
『太陽4号』は、2007年に第一回の京都大作戦を中止に追いやった台風4号をもじってつけられたタイトル。
太陽が登るあの場所は、会場である太陽ヶ丘を表しています。
京都大作戦への想い、音楽への想い、応援してくれるファンへの想い、10-FEETへの想いが詰まった一曲かと思っています。
全てが終わってしまった時の自分はどんな表情をするのか、ふと自分に向けて問いただしたくなります。
卑しい美意識で取り乱さないように笑みを浮かべてつまらないや
心が冷めてる人は本当の感動を知っています
今夜も眠れない人がたくさんいます
ああ きっといます
自分に向いた気持ちと、誰かを想った気持ち。
太陽のようにいつも輝けるわけではないけれど、陽が昇る時には明るい表情であなたらしくいてほしい、そんな願いがこもっていると思います。
おわりに
もうエモさだけで1記事走りきりました。どの曲も良すぎて毎回映像を見て、本文書いて、また映像見て、の繰り返しでいつも以上に時間かかりました。
その分胸が温かく、そして勇気を与えてくれた感じがします。
やっぱいいな10-FEET!
この記事読んでくれた方が少しでも好きになってくれれば本当に嬉しいです!
ぜひライブにもいってみてください。コロナが明けてから。
早くライブいきたいなあ。。。
それでは、また。
48/100