夕焼けは雲がなくては綺麗にならない
こんばんは。近頃は天気が悪い日が多く、いくら梅雨のない北海道でも気候が少しずつ変わってしまっているのだと少し寂しい気持ちになっているナスビ丸です。
最近ではあくまで人混みは避けながらでも、外に出る機会が増えてきました。
それに連れて天気を気にすることも増えました。
ふらっと近所を散歩したり、車でどこかにでかけたり、気温は丁度いいので休みの日にはどうしても外に出てみたくなってしまうのです。
それでここ最近は特に空を眺めることが多くなりました。
自然への意識、というわけではありませんが、なんとなく雲の形や空の色などをみて写真を撮ったり、ぼーっとしてみたりすることがマイブーム化しています。
とある雲ひとつない一日中晴天の日のこと。
日中は30度近くまで気温が上がり、夏の訪れを感じていました。
昼間はあまりの日差しの強さに思わず日焼け止めを買ってしまうほどの雲ひとつない青空で、気持ちいい天気です。
そこで、こんなに天気がいいのならきっと綺麗な夕日もみれるのだろうと思い、一人近くの高台の方まで歩いてみました。
そのころになると半袖では少し肌寒く感じるほど気温は下がっておりましたので、少しの坂道くらいなら歩いて丁度いいくらい。
夕方6時前くらいでしょうか、高台から西の方を見てみると、、、
ただ光った日が落ちていき、街が夜の青黒い感じに変わっていく姿が見られました。
それはそれで綺麗ではあったのですが、思っていたのとは少し異なっており、少し残念な気持ちになりました。
それから何日かあとに仕事で車を運転しているときのこと。
その日は雲量60〜70%くらいのほぼ曇りといっても過言ではない、曇り寄りの晴れ。
まあ今日は大していい天気でもないなあ程度に思っていましたが、フロントガラスの向こうに落ちていく夕日と、それが照らす雲の色がとてつもなく綺麗な赤で、思わず車を停めてしばらく見つめてしまいました。
きっと赤い夕日が雲を照らして、その光と影のバランスが絶妙に組み合わさり、あのような景色になったのだと思います。
日中に多いと少し気分が下がるような雲ですが、夕暮れ時にはいい感じの雰囲気を醸し出してくれる間接照明のような感じ。
きっとこれは日常生活でも同じようなことなのだとふと思いました。
毎日毎日いいことばかりではありませんが、すこし悔しいこと、悲しいことがあるからこそ、一筋の楽しさや明るさが持つ光がより一層輝いて見えるのだと思います。
私は小さなことを結構悩んでしまいがちで、そのたびに少し俯くことになるのですが、ただ俯くだけではなく、その先にある楽しさを考えてみれば、些細なことでクヨクヨしない!と自分を鼓舞できることに気づいたのです。
心が曇ってしまうようなときこそ、太陽に照らされて輝く自分の様子を思い浮かべて、明るく前向きに生きていくほうがきっと良くなると思うのです。
今日はそんな私がふと感じたことをつらつらと書きました。
色んなことがありますが、読まれた方が少しでも明るい気持ちになれば幸いです。
それでは、また。
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