あなたの好きな煙草
ほんの数週間前まではうだるような暑さが襲っていた札幌ですが、ここ数日間は火を落とした暖炉のように静かで、ほんのり暖かみのある夜が続いています。
しばらくすると山の木々が色づき、冬の足音を感じさせてくれる季節がやってくるのでしょう。
そんな静かな秋の夜。月明かりを眺めながら、お酒のつまみ程度にナスビ丸はいかがでしょうか。
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なんていう地方ラジオの真似事みたいな導入をしてみました。特に理由はありません。やってみたかっただけです。
本題。
10月に入ってタバコが値上げされましたね。
喫煙者には重い話題です。値上げ前にはコンビニやスーパーでは買いだめをする方もチラホラ。
私も幾度となく禁煙を試みてきたものの、なんだかんだと都合の良い理由をつけては毎日のように税金に燃やし健康を侵し続けている薄弱な意思の持ち主ですので、今回の値上げを重荷に感じる部分も少なくありません。
私の吸っているタバコは、キャメル・シガー・ボックス。
いわゆる葉巻タバコ。紙巻きとは異なる独特の香りを楽しむことができる他、課税が少ないために安価で購入することも利点の一つということで、ここ一年くらいはこれに切り替えました。
価格は今回の値上げで400円(値上げ前は360円)と、他の銘柄と比べても安いので意外と経済的ではあります。
(そもそも喫煙をしている時点で非経済的+不健康には間違いないことは自覚しているのですが。。。)
健康増進法やコロナの影響もあり、喫煙という行為が改めて害のある物だと認知され、世間でも肩身が狭くなっている喫煙者として、これからはどのようにタバコと付き合っていくのが良いのでしょうか。
喫煙の大きな問題としては、自分以外にも健康に悪影響を与えること、経済的ではないこと、ポイ捨てや歩きタバコなどで景観や風紀をみ出す可能性があることの3つがあげられるかと思います。
喫煙者(自分や自分の周り調べ、ご参考まで)に聞くと、今回の値上げで禁煙を始める人は1割いないのが現状です。
しかし誰もが上記の3つの問題について自覚をしており、少なくとも周りの影響を懸念して自制はしているというのが主だった意見でした。
特に経済面に関しては、もし禁煙に成功したとしてもその分別のところで確実にお金を使ってしまう、山ほど食事をとって太る、精神的にストレスがたまる、そもそもそこまで大きな負担になっている訳ではない、という意見で回避するケースが大半。
少なくとも私や周りの喫煙者はそういった意見で、自分としてはこうしているけど、周りが認めてくれないんだという被害者思考に近いものを感じます。
ただ共通しているのが、いつかはやめる時が来ると全員が思っていること。
それが今でないだけで、その時をただ待っているという
なんとも人任せな輩でございます。喫煙者。
自分でここまでわかっておきながら、いまだに禁煙ができていないという意思の弱さに呆れが隠せません。
しかしながら、社会的な面でも今後さらに肩身が狭くなることは明白。
何よりも大事なのは、自分の意思を貫くということ。
都合良く逃げたり言い訳をせずにきちんと向き合って行きたいと思います。
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だらしない喫煙者の言い訳をご覧くださいましてありがとうございました。
タイトルはチャットモンチーの『染まるよ』のフレーズ。
あなたの好きな煙草 私より好きな煙草
喫煙者には染みるよ。。。
それではまた。