林萌々子の『あきやすみ2020』を聴けば大体のことはなんとでもなる気がする
こんばんはどうもお久しぶりですナスビ丸です。
外はめっきり気温が下がり、朝起きるのが億劫になっている今日この頃です。
北海道の秋は相変わらず一瞬で過ぎ去るようで、もう冬の匂いが町に溢れてきました。
そろそろタイヤ交換もしないとなぁ、なんて考えて油断しているうちに雪が降ってしまうのが例年の流れなので、今年は早め早めの行動を心がけていきたい所存です。
今日のテーマは、先日購入したCDについて。
この前、タワレコに行った際に林萌々子(Hump Back)のソロEP、『あきやすみ2020』を買いました。
弾き語りで全6曲のEPなのですが、結論から言いますと
これがめちゃくちゃに名盤でした。
林萌々子の魅力が詰まった一枚です。
彼女の生活の根幹にある、「こころ」を真っ直ぐに表現できている一枚なのでは、と思います。
その「こころ」はおそらく、純真無垢な幼き頃から激動の10代、音楽と共に過ごしてきた20数年間の彼女自身の経験でしか作り得ないもので、他の誰に真似できることではないのです。
彼女が過ごしてきた時間を経て積み上げた「こころ」が織りなす生活の彩りを、音楽として表現しているのではないかと思うのです。
あたたかく、伸びやかで綺麗で、時には力強くていつでもこっちを見ていると感じさせられるような声色。
音に耳を預けてみれば、仕草や表情、目線などが想像できること。
単純な作業など一つもなく、きっと魂をこめて書いたであろう文字。
この作品の過程をなぞれば、少しくらいは近づけるのではないだろうかと思ってみるけれど、そうしてもなお遠く、けれど近くにいるようにこちらを見て微笑んだり、睨みつけたりする様子が想像できます。
まぁ私が勝手に想像しているだけの気持ちの悪い豚だということは今は置いておいていただいて。
一人でアコギをかき鳴らし、穏やかな笑みを浮かべているかと思えば、心の奥底に詰まった熱量みたいなものがはみ出てきて、気がつけば開いていた手は固く握り締められ、天に向けて掲げられているような、
そんな感じ(意味不明)
それから、ジャケットから歌詞カードも、全て彼女が自分で作ってるんです。
なんだろう、文字まで好きって言うとただの変態のようにも聞こえるのですが(変態であることに間違いはないのですが)歌詞カードを見つめてCDを聴いて、時には目を瞑って外の匂いでも嗅いだりしながら、まろやかな顔をして歌う彼女を想像するところまでがこのEPの楽しみ方な気がする。
まあ楽しみ方なんてみんな人それぞれなのでなんでも良いんですけどね。
彼女の曲を聴いて、少しだけでも人生の片鱗を感じ取ってみると、なんだか悩みや不安とかって結構単純なもので、結構なんとかなるんとちゃうかと思ってくるんです。
結局行動を起こすのはいつでも自分で、いつも前向きな自分を引き出すまでが大変で行動に歯止めをかけてしまったりするのだと思うのです。
そんな時には林萌々子の曲を聴いて、無条件で前向きな自分が出てきてくれるもんで自然と行動に移れるのです。それは僕だけかもしれないけれど。
それでも良いし、それは人それぞれそう言う何かを引き出すトリガーがあって良いと思う。
僕にとっては音楽がそう言うものです。おかげで毎日ハッピーでございます。
今聴きながら書いているけれどもう3周目に入りました。一生聴いて入れられる系です。
たまに一緒に歌いたくなります。はい。歌ってます。車の中はカラオケになりますね。
御託はおいといて、ぜひ聴いてみてください。
あなたなりの「あき」を彩るそんな瞬間になりますように。
それではこの辺で。気持ち悪いことばかり言ってすいませんでした。
(ライブ行きたい〜〜〜〜〜!!!)