北の街、日々と旅〜地方の名店開拓vol.1〜
どうもこんばんは。札幌はようやく気温が高くなってきて、今日は30度近くまで上がりました。夏です。春が終わり寸刻の夏がもう目の前まで来ています。暑い夏を満喫することはできるのだろうかと不安を握りしめつつも、来るべきその日を目指して毎日戦っているナスビ丸です。
今週から突如開始した北の街プレゼン企画。
今回は地方出張時に開拓した選りすぐりの名店をご紹介します。
人口数万人規模の小さな街でも、長年生き残り続けているお店も数多くあり、そういうお店は決まって味も雰囲気も抜群!
出張の楽しみに、ぜひご覧ください!
様似町-アビヨン
札幌から約3時間ほど。苫小牧から日高を抜けて海岸線沿いを走り続けるとたどり着けるのが様似町。
その道沿いにポツンとあるのがこちらの洋食屋、アビヨンです。
ログハウスのような落ち着いた面持ちの店内は、昼時ということで賑わいを見せていました。
いくつか迷った末に、チキンカツ定食デミソースを注文。
カツの上がり具合がちょうどいい塩梅で、鶏肉のジューシーさを引き立てます。さらにはこのデミソース。
ハンバーグにも使用されている店主こだわりのソースとチキンカツが融合すると、口の中で巻き起こるのは化学反応。
様似にいらした際にはぜひお立ち寄りください。
アビヨン
電話番号 0146-36-3283
住所 北海道様似郡様似町西町20−5
遠軽町-リック
道東はオホーツク振興局の紋別郡に位置する人口2万人程度の小さなまち、遠軽町。札幌からは道央道を北に突き進み、約3時間半ほどでたどり着くことができます。
そんなまちの中にそっと佇むのは、レトロを閉じ込めた独特の雰囲気の喫茶店、リック。
薄暗いが丁寧な接客を受けて注文するカルボナーラ。何よりも麺の量が通常のレストランのそれとは大きく離れていることが特徴。
モチモチの麺に絡む濃厚なソースと厚切りのベーコンや道産野菜。一度口にすると、そのボリュームを忘れてしまうほど。
味にこだわり続けた店主のこだわりをぜひご賞味あれ。
リック
電話番号 0158-42-0998
本別町-浮舟
帯広から車で1時間弱車を走らせると見えてくるのは中川郡本別町。黒豆が名産の小さなまち。
高速を降りて大通を走ること数分、道の駅ステラ☆ほんべつからすぐ近くの古めかしいお店がこちら、浮舟です。
町内はおろか道内各地や本州からも根強いファンが足しげく通うほどの名店。ここのオススメは何と言っても豚肉をふんだんに使った料理です。
写真は豚肉のにんにく焼き。見てお分かりの通り主張してくるのは途轍もない分厚さの豚肉。こんがり焼き上げた豚肉ににんにくソースをまぶしかけ、鉄板のまま持ってくるとあまりのボリュームと香ばしさに呆気にとられてしまうほど。
ナイフとフォークが滑るように入っていくほど柔らかく、ぎっしりと詰まった十勝豚の甘みとほとばしる脂に舌鼓が止まりません。
そのほかにも生姜焼きやトンテキなど、豚にまつわるメニューは豊富で、食べた途端にみなぎるパワーは何事にも変えられません。
十勝まで来た時には、本別町まで足を運んでみてください。
浮舟
電話番号 0156-22-2356
羽幌町-二島物語(はぼろ温泉サンセットプラザ)
小樽から稚内までをつなぐ日本海沿いの長い道、オロロンラインを北に進むと見えてくるのは小さな浜町、羽幌町。
夕陽が美しく、毎年夏には海水浴などもあり多くの観光客が訪れるまち。甘エビも有名ですね。
そんな羽幌町に訪れた際に、少し遅くなった昼食を取ろうとレストランを探していると偶然意味使ったのがはぼろ温泉サンセットプラザの1階にある海鮮レストランの二島物語でした。
ホテルのレストランということでしたので、まあそれなりのクオリティなのかとたかを括っていたらこれがまた驚きの名店でした。
1尾ゴロッとあげられた名産のエビにアジ、ホタテの海鮮ミックスフライ定食を注文。
羽幌町で取れた特産の食材をふんだんに使用した贅沢な定食メニューは、値段も思いの外リーズナブル。
もちろん新鮮な海の幸は言うまでもなく絶品で、思わずご飯をお代わりしてしまうくらいでした。
特にお腹が空いていたこともあり、なかなかあの味は忘れることができません。また機会を見つけて行ってみたい名店でした。
二島物語(はぼろ温泉サンセットプラザ)
電話番号 0164-62-3800
おわりに
今回は地方の名店をドシドシとご紹介しました。
いずれの街も人口数万人規模で、いわゆる田舎と呼ばれる地域。
しかしそこに根付いたお店を巡ることで、長年商売をすることの難しさと信念の強さを感じることができました。
逆に地方だからこそ、このようなお店にめぐり合うことができる楽しみが生まれますので、これからも出張や旅行でいい店に巡り合っていきたいと思います。
それでは、また。
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