高校野球あるある〜隠れた魅力に迫る〜
こんにちは。春のセンバツに続いて、夏の甲子園も中止が決定してしまいました。いちファンとしてもショックを受けているナスビ丸です。
ただ一番辛いのは、あの大舞台を夢見て辛く厳しい練習に励んでいた球児たち、最大限のサポートをしていた彼らの親御さんたち、また誠心誠意ご指導に当たられていた監督・コーチをはじめとする指導者の方々だと思います。
このような選択を余儀なくされたことについては悔しさもあるでしょうが、想像もしていなかった結末を受け入れた時に見える景色は、当たり前のように大会が用意されていた今までの球児たちとは異なるものがあるのではないでしょうか。挫折を乗り越えられる人は強いですからね。できることがあれば何かしたいものです。
そう、できること。
私にできることは、少しでも暗い顔をしている人が明るくなれるような記事を発信することではありませんか!!
というわけで始めます、本日のテーマは高校野球あるあるです。
私自身の経験を踏まえ、SNSで取ったアンケートを元に書いてまいります。
高校野球経験者のリアルな声から、いちファン目線でのあるあるまで、お楽しみいただける内容ですので、どうぞ軽い気持ちでご覧になってください。
サインを見逃してもそのままにしがち
まずサインについて。野球には様々な戦術があります。バントや盗塁、ヒットエンドランなどが一般的です。監督は打者が打席に立っている時に、一球ごとにサインを出して戦術を指示し、ゲームを作っていきます。プロの世界でもこの一瞬の判断がゲーム展開を左右することもあり、サインは非常に重要なセクションの一つなのです。
とはいえプレーしているのも人間ですかから、時にはサインを見逃してしまったり、勘違いしてしまうことがあるのです。これは誰もが経験することかと思います。そういう時は一回タイムを取ってサイド再度サインを確認すればいいだけなのです。
しかし!ここで確認をせずにサインミスをしてしまう選手のなんと多いことか!!しかも割と重要な局面でミスが発生してしまいがちなのです。エンドランで平気な顔でボール球見逃したりして盗塁アウトとか、結構ピッチャーが助かるミスです。
サインを見逃してしまったら、一度タイムをとって再確認をしましょう。これはナスビ丸との約束です。
作戦失敗後になぜかヒットが出る
そうなんです。バントとか先のサインミスとか。
何やってんねん!の後にはなぜかクリーンヒットが出るんです。
「下手にランナーを動かさずに始めから打たせておけば点入ってたな〜」となるのです。
この時の打者は「ミスったけど打ったしセーフセーフ」と十中八九思ってます。そしてこのタイミングで監督は苦虫を潰したような顔をして耐えた選手を見つめるしか無いのです。
ここまでがあるある。
高校野球だけではありませんが、不思議と起こりがちなことなのです。
しかし野球はチームプレー。監督が出す指示を元に全員でゲームを作っていかなくてはなりません。打ったからセーフだなんて、間違ってもその日のうちには監督に聞こえる声で言わないようにしましょう。高確率で大目玉くらいます。
俊足キャラは不思議な奴が多い
チームに一人は必ずいるんですよね。50メートル5秒台とかの超スプリンター。
顔は大したことないのに、きっと小学生の頃は自慢の足を生かしてモテたに違いないだろうと思えるほどの俊足キャラの大半は、レギュラーでは無いことが多いのです。
どうしてなんでしょうね。不思議なんですけどね。
脚だけ速い奴って、盗塁のスタートめちゃくちゃなクセに単純なスピードだけでセーフになったりとか、陸上部の顧問に本気でスカウトされたりとか、変なアダ名つけられたりとか、なぜか可愛い彼女いたりとかするんですよね。
でも、なんでかレギュラーでは無いのです。
どうしてなんでしょうね。俊足キャラの方、教えてください。
お守りと鶴は冬場から作り出す
あの、改めて声を大にして言いたいんですけど、選手はずっとマネージャーには助けられ続けてるんです。いつもお茶出してくれたりとかスコアつけてくれたりとか、下らない下ネタとかに付き合ってくれたりとか。
そんなマネージャーは、夏の大会が始まる前には必ずお守りを渡してくれるんです。
高校球児なんて8割以上はイモ臭くて彼女はおろかロクに恋愛とかしたこともない奴が大半なんです。そんな奴が女子マネージャーから手作りのお守りなんてもらった日にはもう昇天ですよ。実力以上の不思議な力が湧いてくるもんですよ。ええ。そうですとも。
そういう舞い上がっている奴に限って最後の代打でファウルフライとか放ってしょうもない結果に終わったりするんです。
いつも支えてくれたマネージャーのみなさん、ありがとうございました。最後打てなくてごめんなさい。
夏場のキャッチャー道具の匂いは世紀末
野球においてチームの要として非常に重要なポジションである、キャッチャー。
彼らは投手に全力を受け止めるために、頑丈な防具、いわゆるキャッチャー道具を着用してプレーしています。
捕手の体から滴る汗や、突然の大雨、彼らの涙が染み込んだキャッチャー道具は、もはや努力の塊と言っても過言ではありません。
そんな努力の塊は、夏でも冬でも大体グラウンドの倉庫にしまわれます。
あとはご想像の通り。努力は決して誰にとっても心地よい匂いだとは限りません。
元高校球児Hさん(仮名)「気温や湿気が高くなる夏場。授業終わりに開いた倉庫からは世紀末の香りが溢れ出し、私の鼻腔をつんざくように彼方まで広がっていったのを強く覚えています。あれから数年がたった今も、あの匂いを忘れることはできませんーーー」
Hさんが語るほどに激臭を放つこともしばしば。努力の後にはアフターケアを忘れずに。
おわりに
いかがでしたか。高校野球にありがちなシーンをまとめてみました。
経験者の方は懐かしさを、ファンの方はリアルな意見を楽しんでいただけたのではないでしょうか。
アンケートに答えてくださった方々も、本当にありがとうございました。
ちょくちょくブログネタに使わせてもらっております。いつもありがとうございます。
甲子園がないのは非常に残念でなりませんが、冒頭にも書きました通り、なんとか今年の球児たちと関わった方々が強く明るい未来に進まれる事を願っております。
来年こそはあの舞台で輝く球児たちが見れますように。
それでは、また。
33/100