「善は急げ」を考える〜行動までの思考の整理〜
こんばんは。朝ドラのオープニングテーマのプレイリストを発見して作業が捗っているナスビ丸です。朝ドラを見るまでに準備を済ませるという毎日のルーティンになっているのですが、そのおかげもあって不要にダラダラすることがなくなり、毎朝良いスタートダッシュを切ることができています。
「善は急げ」ということわざを聞いたことがありますでしょうか。
良いと思うことほど、早く行動に移しましょう、という意味で、私が好きな言葉のうちの一つです。
そこまで急ぐことはないのかも知れませんが、自分が「あ、これは良いな」と思うことはなるべく早く行動する方が良い結果に結びつくことが多いように感じます。
本日はこの言葉をベースに、行動までの考え方について書いていきます。ご参考にしていただけますと幸いです。
明日やろうは馬鹿野郎
ある意味では直感的に生きていると言われても仕方がない私の半生において、少なくとも迷いながら後回しにしたことは大抵うまく生きませんでした。
学生時代のグループ課題や、社会人になってからでも提案書の作成など、今やるべきなのかな?と立ち止まって考えると、弱い私はいつもいつも明日でいいやと後に回し、それで好機を逃したこともしばしば。
「明日やろうは馬鹿野郎」とも言われるように、今度できるからいいやと思うことは愚かな結末になっているのです。
こう言う失敗から考えてみても、冒頭に述べた「善は急げ」は的を射ているのではないかと思うのです。
ただここでの「善」という言葉の意味については、自分向きの善ではなく相手向きの善だという風に感じます。
どういうことかとうと、自分に対して良いことというのは自分の都合に良いことにすぎず、そればかりを優先させていると、ただの自己中心的な人間になってしまいます。
最終的には全て自分の都合の良くなる方を選択しているのですが、相手のために行動した結果、自分にとっても良い風に変わりました、という方が自分や相手の気持ちをフワッと軽くしてくれるのではないかと思います。
行動の方向を相手に向ける
相手のために、と口で言うのは簡単ですが、実際に行動することはかなり難しいものがあり、それこそ様々な思慮を巡らせて初めて行動に移せるのだと思っています。
ここで相手のために考えているうちに時間が経ってしまって、結局翌日やそれ以降になってしまい、それではもう手遅れなことになることもありますよね。
じゃあどうすれば良いんだ!
となりますよね。
良いことをするために、自分のことばかり考えていても行けないし、相手のことを考えて結局遅くなってしまえばそれもだめ。
そうすると必要になるのは、常日頃から誰かのためにどうなるのかを考える習慣をつけることです。
習慣にすれば自然と相手のための選択ができるようになり、判断に不要な時間をかけることもなくなります。
また、選択肢を増やしすぎないことも重要です。
人は本能的に自分を守りたくなる生き物ですので、なるべく多くのパターンを考えてから、安全になる可能性が高いとわかった時にじゃあやろうという感じになりがちです。
ただこれでいくと、前述のように考えに時間がかかりすぎてしまうこともありますよね。
ですので、多くても3パターンくらいの想定で動くことが必要になります。
一つのケースの中で、相手のためにはどうすることが適切だろう?と3パターン考えてみるだけで、それが習慣となった時に真の意味での「善」を素早い行動で掴む事ができるのです。
自分向きの行動への考え方
しかし毎日の行動の中で、自分向きの選択を迫られることの方が圧倒的に多いです。これはもう間違いなく。
今まで相手のことを!!とか言ってたくせにまたわけのわからんことを、と思われることかとは思うのですがこれは誰でもそうだと思うのです。
考えてみてください。今日何食べよう?とか、今日何着よう?とか、結構自分のことで迷うこと多いかと思います。
食べたいもの食べて着たいもの着るのが一番ですよね。しかも誰の目も声も気にせずになるべく気の向くままにしたいことをしたいように。私も常々そうできれば良いのにと思っています。
しかし自分が好きなことを好きな時にするだけでは、結局自己中なだけじゃないか!という風にもなります。そしたらまた初めの話に戻ってしまうのですが。。
私が自分のことを考える時には、好きな人に喜んでもらえる話ができるかどうかを行動の一つの指針としています。
私は好きな人には、自分のことを包み隠さず話したくなります。性別も年齢も関係なく、自分が好きな人には自分の話をして楽しんでもらいたい!と思います。
ですので、誰かに話した時に、その人が笑ってくれたり、良いね!って言ってくれるだろうか?という風に考えてみてからなるべく行動をするようにしています。
これじゃあ自分がなくなる!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「自分」というのは自らがしたいことをしたいときに気ままにすることだけでしょうか?
私はそうは思いません。
相手のことを考えて動く事ができる「自分」でありたいと願いますし、また自分の好きなもの、ことを好きな人にも理解してもらい、感情の動きを共有できた方が「自分」を理解してもらえると思っています。
ですので、常に誰かの笑顔を思い浮かべて動いてみると、意外と良い選択になるのです。
まとめ
以上、「善は急げ」という言葉を元に行動について考えてみました。
相手の喜ぶ姿をイメージしながら、起こりうることを3つほど想定して、その上で相手のために素早く行動する。
考え方のベースの一つとして確率しても良いのではないかなと思います。私が信頼している人たちはパーフェクトではないにしろ、これらのことを実行できていると感じます。先輩や上司、家族や友人や恋人など誰でも構いません。
あなた自身が好きな人を幸せにする行動をなるべく早く実践できるかどうかが重要なのです。
おわりに
これだけ大口を叩いているナスビ丸ですが、上記の考えは理想であってまだまだ実現できていない部分も非常に多く感じます。
少しずつですが思考を整理して、なるべく意味のある行動を、素早く正確にとっていくことで今まで以上に彩りのある生活にしていければと思っております。
この記事を読まれた方が少しでも良い方向に進めるようにお祈りしております。
過去の考え方についての記事はこちら。
それでは、また。
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